資金計画打合せ
都城市乙房町の家づくりです。
前回の建物仕様を決め、建物工事費が出ました。
で、今回は、土地代金、土地に付随する費、銀行関係諸費、建物工事費、付帯工事費、加入金等、自己資金、家を建てた後購入する費用など、各項目の費用を落とし込み、概算資金計画打合せ。総額、住宅ローン借入額等を確認していきます。
住宅ローンのポイントは、いくら借りるのか?何年働くのか?何年で返済するか?と思います。一般的には、35年の返済期間を選び、繰り上げ返済を選択される方が多いと思いますが、いずれ迎えるであろう定年退職などで、収入が無くなる時を想像すると、その時に残っている住宅ローンの残債、とても気になるし、不安ですよね…。
なので、今回の打ち合わせでは、少し未来のことをシュミレーシン。例えば、35歳の時に、2100万円の住宅ローンの返済を開始。当初10年間借入金利1.10%、それ以降を、年3%、60歳までの25年間を、働く(収入のある期間)、返済期間は、35年のケースでは…、定年退職の時、26年目の住宅ローン残債が、約764万円。
定年退職後、残債が払えないでは…、困りますので、毎月のローン支払額と26年目に残債を繰り上げ返済する為を、シュミレーションでは、住宅ローンの毎月支払額、当初10年1.10% 毎月支払額 60,263円。それ以降の期間を、仮に3%と想定で、毎月支払額 74,334円です。で、定年退職の時に、一括繰上返済をする為に、毎月いくら貯めればいいか?残債の764万円 ÷(勤続期間の25年)300ケ月=25,466円です。つまり、毎月支払い + 残債を繰上するための貯蓄を行えば、60歳の定年退職時に、完済可能するというシュミレーションです。
具体的には、
60,263円(当初10年間) + 25,466円(残債繰上貯蓄)=85,729円
74,334円(それ以降を仮に3%) + 25,466円(残債繰上貯蓄)=99,810円
これらの費用が、収入やこれからの未来計画や望む未来と、どうなのか?現実的には、住宅ローン以外の車の買い替えや教育資金、冠婚葬祭、旅行、洋服、お食事などとのバランスを検討することになると思いますが、それだけでは、面白くない…。
何が面白くないのか?それはきっと、彩り(望む未来)が、必要ではないかと私は考えています。そして、家を建てる。これは、これまでの生活からの変化の時。
変化の時とは、例えて言えば、これまで中学生の時、進学先の高校を選び、その後も就職先や大学を決め、お付き合い重ね、結婚を、その時、その時で、生活も変化していった流れに似ているのかもしれませんね。
実際は、ローンなんて組みたくない人ばかりだと思いますが、現金を貯めて、現金一括で建てるには、時間が、かかる…。何年も経過した時では、遅い…。そんな時にローンを組むと思います。
そんな変化の時が訪れたときは、その変化を腹を決めて、受け入れて生きていく方が、きっと面白いと思いますが、皆さん、ライフスタイル等、異なり十人十色。ですので、最終的には、各々のご家族さんで、これからの彩りを考えることになるのですが、その決断の際に、少しでも多くの選択肢の中から、ご自身のスタイルに適した選んでいければ、気持ち的にも、少しリラックス出来るのかなと、私的には考えています。
次回は、11月13日日曜日午前10時、地場産業センターにて行われるガス展にて、打合せ予定です。